たった一人のお爺さんが描き上げたカラフルな世界
眷村は昔の軍人たちが国から支給され、宿舎として生活する集落のこと。近年、居住者の高齢化や建物の老朽化が進み、そのほとんどが取り壊され、再開発することになっている。ここに住んでいる黄お爺ちゃんが約10年前から、退屈な毎日を変えるべく、家の壁を描き始め、やがて今の状態に。
黄お爺ちゃん絵は決して上手とは言えないが、ユーモア溢れる独特な世界観とカラフルな色使いで、いつしか「虹の村」と呼ばれる人気スポットになり、取り壊される予定の建物も保存されることになった。訪れるたびに頑張る勇気をくれた気がして、私にとってはパワースポットだ。昼間に行けば、黄お爺ちゃんに会える確率大。新幹線台中駅から車で約10分。
- 場所:彩虹眷村
- 住所:408台中市南屯區春安路56巷25號
- オープン時間:08:00〜18:00