清隆帆布行
清隆帆布行

創業150年を超え、職人気質を貫く昔ながらの帆布鞄屋さん

台南は京都のような古い町の故に、他の地域よりは職人文化が根付いている。この清隆帆布行は現存する数軒しかない帆布屋さんのひとつ。創業150年を超え、現在は5代目で、息子が家業を継がないので、6代目は居ないと店主の呂さんがおっしゃってた。未だに店頭に置かれている古びたミシンで、カバンを一個一個丁寧に手作業で作っているため、全てのラインナップに在庫があるとは限らないだそうだ。

清隆帆布行
清隆帆布行

商品は基本的に昔ながらのものしか作らないようで、トートバッグやオシャレ小物がないが、記念として写真3枚目左1のドリンクホルダー(150元)と左2のレトロ巾着バッグ(500元)を購入。帆布は使えば使うほど柔らかさや風合いが増し、愛着が付く丈夫な素材なので、値段以上にpricelessだ。

清隆帆布行
清隆帆布行

呂さんは壁に貼っている絵を指差しながら、ここら辺は350年前にオランダ人が作った台湾最初の大通りだよ、これは明治天皇の時代に牛乳配達用のカバンだよと、親切に店の歴史を紹介してくれた。やはり随所にこんな歴史ゆかりの場所が点在してるのは、古都台南ならではの魅力だ。

清隆帆布行
清隆帆布行
  • 店名:清隆帆布行
  • 住所:700台南市中西區民權路一段144號
  • 電話:06-225-9454
  • 営業時間:09:30〜21:00(日曜12:00〜18:00)

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