マジョリカタイル吸水コースター

現代に蘇った美しいマジョリカタイル

古き良き「花磚(マジョリカタイル)」、その発祥地はイギリスだが、日治時代の台湾家屋は富の象徴として、マジョリカタイルを好んで取り入れていた。縁起がいい動物や植物、果物などの模様とカラフルな色使いで、当時は富裕層しか買えない高級品だった。台湾の家屋に使われたものはほとんど日本製の輸入品だったため、日本と台湾を結ぶ美の結晶でもあったが、古民家の取り壊しでその姿が徐々に消えつつある。台湾の新鋭ブランド「Perfume Tiles」はマジョリカタイルをモチーフし、練り香水とコースターを考案した。

陶芸の里ー鶯歌(インガー)産の素焼きに、マジョリカタイル表面の凹凸を精密に再現するエンボス塗装に加え、見事にそのレプリカが現代に蘇った。また裏面は滑り止めマット付きで、より身近で毎日の生活にも使えるコースターに変身し、テーブルに傷付くこともございません。

①【風華絶代】優雅と高貴を象徴する孔雀
②【金玉満堂】金魚と蓮の組み合わせは金運が途切れないことを意味する
③【福蝶美満】吉と福を象徴する蝶々
④【喜上眉梢】カササギと梅花は喜びを象徴する組み合わせ
⑤【不朽母愛】カーネーションとつなぎ合う円は一家円満を意味する
⑥【吉祥安康】健康、幸せを象徴するオオイヌノフグリの花