歴史ゆかりの地に聳え立つ白い鳥居
正式名称は「台湾国一之宮高士神社」。この一帯は台湾原住民「排灣族(パイワン族)」古来の領地のひとつ「高士佛社」、パイワン族の言葉で「クスクス」と呼ばれる村だ。日治時代の1939年に神社が建てられた。戦時中に村の原住民は日本兵として戦場に派遣される際、「生きて帰れなかったら、この神社で会う」と訣別した場所でもあった。終戦後に廃社と台風の被害で、石垣の一部しか残ってなかったが、住民の嘆願と神職の佐藤健一さんの奔走により2015年に再建された。現在は台湾の山神および現地戦没者の英霊が祀られている。歴史を深く知ることで、改めて平和の時代に生まれた私達はいかに幸せなのかを考えさせられた。
正式名稱為「台灣國一之宮高士神社」,牡丹鄉這一帶是原住民排灣族部落之一的「高士佛社」,排灣族母語的發音是kuskus。最初建於日治時期的1939年。二戰時部落的原住民被以日本士兵的身份派往戰場前,在這留下了「若是無法活著回來的話,就在神社這再會吧」的訣別之詞。戰爭結束後經歷荒廢以及颱風的摧殘,最終只留下了地基的部份。在族人的期盼以及日本人神官佐藤健一先生的努力下,於2015重建。現在則是祭祀著台灣的山神及因戰爭犧牲的排灣族勇士們。透過深入了解這些歷史往事,也重新讓我們思考到生於太平之世的我們是有多麼的幸福。
訪問した際に、現地ガイドの雅さん(雅は苗字)は素敵なパイワン族伝統衣裳で出迎えしてくれた。可愛いクロちゃんもずっと案内してくれた。神棚前の木箱はクロちゃんお気に入りの昼寝スポットだが、これちょっと行儀悪くないのか?笑。
造訪當天,導覽員的雅姐以一身美麗的排灣族傳統服飾來迎接我們。還有可愛的小黑也一路的幫我們開路。神壇前的木箱是小黑最愛的午睡之處,但小黑你這樣會不會有點失禮呀?笑
また鳥居越しに見える台湾南東部の海岸は、19世紀末に起きた「宮古島島民遭難事件」発端の地、のちに当時の清国、琉球王国、日本それぞれの外交、内政的な事情が複雑に絡み合い、歴史が動き出した場所でもある。これらの歴史事件を題材にした台湾小説がドラマ「斯卡羅 SEQALU」実写化され、年内に公開される予定。興味がある方はぜひ深掘りして下さい。
另外,越過鳥居所看到的東海岸,是19世紀末「牡丹社事件」起端之處的八瑤灣。一連串事件的發生,也因為當時清朝、琉球王國與日本間錯綜複雜的外交、內政等各自的考量,而牽動著往後的歷史發展。小說「傀儡花」就是以這些歷史事件為題材所撰寫而成,還被拍攝成了連續劇「斯卡羅」,預計於今年播放。有興趣的朋友請google一下。
斯卡羅歷史景點導覽
https://reurl.cc/0oOGgk
高士神社社務所
https://www.facebook.com/KUSKUSJINJA/